競輪選手としてレースで最高のパフォーマンスを発揮するためには、ハードなトレーニングだけでなく、筋肉のケアも欠かせません。疲労回復や柔軟性向上、ケガの予防にはマッサージが効果的ですが、針治療やオイルマッサージ、さらには手軽なマッサージガンなど、多様な選択肢があります。それぞれの方法にはどんなメリットとデメリットがあるのか、そしてどのように使い分けるべきかを詳しく解説します。このブログを読めば、あなたに最適な筋肉ケアの方法が見つかるはずです!
コロナ前まではレース期間中でもプロのマッサージの方に施術を受けれましたが今はまだレース期間中は受けれません。なのでセルフケアの重要性がとても高くなってます。
私はレース前後に針治療かオイルマッサージをしています。セルフケア用にマッサージガンを購入したのでそのレビューをしてみたいと思います。
トレーニングでも毎日プロによるケアをしてもらえるなら最高ですがなかなかその時間もないしお金もかかってしまいます。そこで効率よくセルフでボディケアが出来たら明日の練習の質を落とさずにトレーニング出来ます。一緒に学んで行きましょう。
ボディピクセル MuscleGun Mini Z
概要
商品名 | ボディピクセルマッスルガンMiniZ |
重量 | 220g |
サイズ | 全長123mm |
振動数 | 1500rpm~3000rpm(6段階調整) |
振り幅 | 6mm |
耐圧力 | 最大10キロ |
充電時間 | 約3時間 |
連続使用時間 | 約4時間 |
充電方式 | USB-C |
保証期間 | 3年 |
値段 | 11880円 |
この製品は、日本初のAI機能を搭載し、押す力に応じて回転数を自動調整する点が特徴です。 また、業界最小クラスの軽量・コンパクト設計でありながら、深部まで届く6mmの振幅を実現しています。 これにより、持ち運びやすさと高いマッサージ効果を両立しています。
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マッサージガンの強さの基準
マッサージガンの効果的な使用には、振幅(ストローク)が重要な要素となります。振幅とは、マッサージガンのヘッドが前後に動く距離を指し、これが長いほど筋肉の深部まで刺激が届きやすくなります。最大の振幅であるが16mmのモデルでは、深層筋にまでしっかりとアプローチできるため、筋肉の深部に効果的な刺激を与えることが可能です。一方、振動数(1分間あたりの振動回数)も重要で、高いほど強力な刺激を提供できます。しかし、振動数が高くても振幅が短いと、深部の筋肉への効果的な刺激は難しくなります。そのため、振幅と振動数のバランスが、マッサージガンの効果を最大化する鍵となります。さらに、モーターの出力も重要で、強い圧力をかけても振動が止まらない性能が求められます。これらの要素を総合的に考慮することで、マッサージガンの効果を最大限に引き出すことができます。したがって、マッサージガンの強さや効果を評価する際には、振幅、振動数、モーター出力の3つの要素を総合的に考慮することが重要です。
ただマッサージガンに求めるのは手軽さであり毎日負荷が少なく継続できるかが大事になってきます。強いマシンは重量が重く扱いづらいため日々のボディケアとしてはおすすめ出来ません。小型のマッサージガンでは対処しきれないときはプロのマッサージをやったほうが効率的です。私のおすすめはオイルマッサージと鍼治療です。
レビュー
使用感としては十分な強さと手に持っても負担のない重さで日々のボディケアとしては最適だなと感じました。そしてボディピクセルのMiniZは自分が押す力によって回転数を調整してくれるのが地味に良かったです。これによって6段階中の1とか2でもかなりの強弱が出来るのでテレビなど見ながらやる際は音があまり気にならずに使えました。MAXでやるとやはり音は気になりますが今のところMAXでやらなくても満足出来ています。
レースなどで他の選手が使っているかなり強いマッサージガンもあります。強さという意味では最高なのですが全身をやろうとするとかなり手がつかれました。日々のケアと割り切るなら小型のマッサージガンが最高の選択肢であると思います。MiniZはヘッドチップは4つしかありませんが私の感覚では使うのは1つか2つだなと感じました。基本は平らなヘッドチップを使用しています。平らなヘッドは筋肉を面で振動してくれて広範囲の筋肉を刺激できていると思います。
今回レースに持っていき使いましたが3日目のもも裏の筋肉のハリがかなり違いました。だからといって成績が良くなったとは言えないのですが自分の能力を3日間しったり出せたなと感じました。効果で言えばアップの時、ローラーで軽いダッシュをするのですがレースの最終日の3日目ともなるといつもだと足がだるくて回転数が落ちるのを感じるのですが今回はそれがなくしっかりアップができたと思います。主観ではありますがこれは疲労が緩和出来ていたのかなと思います。
成績はというとこれで成績も良かったのなら良かったのですが着も悪いわけではないのですが決勝には行けなかったです。ただ身体の感じは良かったです。
落車後のケアなら鍼治療
競輪選手に鍼治療をおすすめする理由
鍼治療は、競輪選手のようなアスリートにとって、以下のような効果が期待できる伝統的な治療法です。筋肉疲労の軽減、ケガの予防・回復、競技パフォーマンスの向上が主なメリットです。
そして一番のメリットは落車後の身体のメンテナンスとして最上だと思います。これはエビデンスがあるわけではないのですが何度も落車している私の感覚です。これは感じていただかないと分かりづらいのですが歩くのが困難なほどの痛みやびっこ引いてしまう歩き方が嘘のように良くなります。筋肉のネジレが取れるような感覚です。ただこれは私の感じることではあるのですが競輪選手にとって信頼おける鍼灸師さんがいることはとても大事なことだと思います。
落車後の針治療はいつもに比べてかなり痛いです。でも効果は抜群です!
- 筋肉疲労の軽減
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仕組み:鍼が筋肉の緊張を緩和し、血流を促進。これにより乳酸の除去が早まり、疲労回復が進みます。
鍼治療は、筋肉内のトリガーポイントを緩和することで、疼痛緩和や筋緊張の解消に有効とされています。 - 痛みの軽減
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慢性的な痛みにアプローチ:腰痛や膝痛など競輪選手が抱えやすい慢性痛に効果的です。
鍼刺激が脳内のエンドルフィン(自然な鎮痛物質)を分泌し、痛みを抑えます。 - 可動域の向上と精神的なリラックス
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鍼治療は関節や筋肉の柔軟性を高め、競技中の動作効率を改善します。
競技前の緊張やストレスを和らげ、自律神経を整える効果があります。鍼が副交感神経を刺激し、心身のリラックスを促します。
鍼治療のデメリット
- 個人差がある:効果が出る人出るまでの時間に差が出る可能性がある
- 一時的な症状:治療後に倦怠感や筋肉痛のような症状が出る場合がある(初めて鍼治療を受ける人は特に顕著に出る時がある)
オイルマッサージで最高のリカバリーを!
オイルマッサージは競輪選手にとって非常に有益なリカバリー手法であり、筋肉の回復やパフォーマンス向上をサポートするために利用されています。その効果やメリットを見ていきましょう。
カテゴリー | 具体的なメリット | 期待できる効果 |
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筋肉の回復 | 血流改善による酸素や栄養素の供給 老廃物(乳酸)の排出促進 | トレーニング後の疲労回復が速まり、次の練習やレースに備えやすくなる |
柔軟性の向上 | 筋肉の硬さを取り関節の可動域を広げる | ペダリング効率が向上し、怪我のリスクが減少 |
筋肉痛(DOMS)の軽減 | トレーニング後の遅発性筋肉痛(DOMS)を緩和 | 筋肉痛が軽減され、トレーニング頻度や質を高めることができる |
炎症の軽減 | 筋肉の炎症性サイトカインの分泌抑制 | 筋肉の微小損傷からの回復が早まり、疲労を持ち越しにくくなる |
精神的なストレスの軽減 | 心拍数を下げストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を抑える | 精神的なリラックスと集中力の向上が期待できる |
リカバリー効率 | レースやトレーニング後の短時間で効果を発揮できる | 疲労を素早くリセットし、スケジュールが過密でも対応可能 |
怪我の予防 | 筋肉の柔軟性維持と蓄積疲労の軽減 | 筋肉や関節の負担を軽減し、怪我のリスクを抑える |
時間効率 | 短時間で局所的な施術も可能 | 忙しいスケジュールでも利用しやすく、リカバリーを習慣化しやすい |
全身のバランス調整 | 特定部位の疲労や硬さを改善し全身のバランスを整える | 筋力の左右差や特定部位への負担を軽減し、競技パフォーマンスが向上 |
利用シーンごとのメリット例
レース直後 | 血流改善による素早い疲労回復 |
トレーニング後 | DOMS予防と柔軟性の向上 |
日常ケア | 怪我予防と筋肉バランスの調整 |
競輪選手がオイルマッサージを取り入れることで、筋肉の回復促進、柔軟性向上、ストレス緩和、怪我の予防といった多くのメリットを享受できます。科学的なエビデンスもその効果を支持しており、トレーニングやレース後のリカバリープランに加える価値があります。
具体的なオイルの選び方やタイミングを工夫し、専門家の技術を活用することで、より効果的なリカバリーを実現しましょう。
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